2013年06月29日

にんじんさんがあかいわけ


 むかし むかし だいこんさんが はたけで
  くうくうって ねてるとね


 
 にんじんさんと、ごぼうさんが、お風呂に行こうと誘いにきました。

 まだまだ、眠り足りないだいこんさんでしたが、タオルを持って、いざお風呂へ…

 最初にお風呂に飛び込んだのは、ごぼうさん。

 お湯が熱かったので、すぐに飛び出してしまいます。

 体も洗わなかったので、真っ黒のまんま…

 次に入ったのは、にんじんさん。

 熱かったけど、がまんして、じーっとつかっていると…

 真っ赤になってしまいました。

 最後は、だいこんさん。

 水でうめて、ぬるいお湯にゆっくりと入って、

 からだも、良く洗ったおかげで、真っ白になりました。



 単純なストーリーと、パステルのざっくりした絵が楽しい絵本です。

 少し小さい文字の部分も楽しいので、ちょこっと読んであげましょう。

 色彩がはっきりしているので、年齢がかなり早い時期から楽しめると思います。

 
     

    ぶ ん : 松谷 みよ子
     え  : ひらやま えいぞう
    発行所 : 株式会社童心社
    1989年1月20日 初版発行

posted by kero at 07:00| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月22日

なにをたべてきたの?


 しろぶたくん そんなに いそいで どこへ いくの?
  ぼく なにか たべに いくところ



 食いしん坊の「しろぶた」くんが、美味しそうなりんごをたべました。
 すると、真っ白だったおなかに、きれいな赤色の模様が…

 次に見つけたのは、酸っぱいけれどいい匂いのレモン。
 すると、おなかの模様は、赤色と黄色に…

 こうして、何かを食べるたびに、おなかの模様は増えていきました。
 赤色と黄色と緑色と紫色…

 次に見つけたのは…
 あれっ? それって食べ物じゃないよ?
 でも、もっときれいになると思った「しろぶた」くんは、思わずパクリ…
 すると、おなかの中で大変な事がおきてしまいます。
 
 つるん すとん ころころ
 坂道を転げ落ちてしまった「しろぶた」くんの鼻から、
 きれいなシャボン玉がポワ〜ンと出て行きました。

 仲間のところに戻った時には、いつも通りのまっ白い「しろぶた」くんになっていました。
 でも、ちょっとだけ大きくなったみたいです。

 さて、なにとなにをたべてきたのでしょうね?


 鮮やかな色と、どんでん返しの面白さ。
 小さな子どもたちから、大人まで楽しめる絵本です。 
 また、遠目が効くので、読み聞かせ会にもよく使われています。


     

     さ く : 岸田 衿子(きしだ えりこ)
      え  : 長野 博一(ながの ひろかず)
     発行所 : 株式会社 佼成出版社
     1978年5月26日 第1刷発行


posted by kero at 07:00| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月08日

くもりのちはれ せんたくかあちゃん


  「くもっているけど やっぱり せんたくしなくちゃね」

 いつものように、大量の洗濯物を洗い上げた「かあちゃん」。
 干そうと思ったその時、空は曇り、風もヒューヒュー、今にも雨が降ってきそう…
 
 <これじゃあ、洗濯物が干せないじゃないか>
 
 腕組みをしてかんがえる「かあちゃん」…
 なんと、奇想天外なアイデアをひねり出します。

 <大凧をあげて、雲の上に干せばいい!!!>

 子どもたちにも手伝ってもらい、大凧はグングン高く舞い上がっていきます。
 「かあちゃん」は次々に洗濯物を干していきました。

 やがて、大凧は雲の上ににょきっと顔を出します。
 おまけに、凧の後からは、洗濯物がひらひらゆれて昇っていくのです。

 雲の上にいたカミナリたちは、ビックリすりやら、喜ぶやら…
 空から落ちてきて「かあちゃん」にお願いします。
 「洗ってくれぇ」「干してくれぇ」………

 「かあちゃん」は、カミナリたちをゴシゴシ・サッサカ洗っていきます。
 そして、洗ってもらったカミナリたちは、どんどん干されて空に舞い上がっていったのでした。

 洗濯物をしまおうと、カミナリたちを紐から外してみると…あらビックリ……
 乾きすぎて、バリバリ・ゴワゴワに…

 でも、そんなことでは動じないのが「かあちゃん」の凄いところです。
 
 <お湯につけて、元に戻せばいいんだよ!> 

 元に戻ったカミナリたちを、次から次へとタオルで拭いていったので、
 またまた、洗濯物の山の出来上がり。
 でも大丈夫。「かあちゃん」は云うのです。

 <せんたくものなら まかしときな>


 以前、遊びに来ていた子どもが、「かあちゃん」の使っている洗濯板がわからず???状態に…
 我が家の小さなプラスチックの洗濯板を使って、自分のハンカチを洗濯することになりました。
 四苦八苦の末、外に干して、またまた絵本タイム。
 天気が良かったので、すぐにパリパリに乾きました。
 と、ここまでは良かったのですが…
 慌てた声がします。「お湯…お湯…」
 カミナリたちのように、元に戻したかったようです。
 取り敢えず、お湯につけて、もう一度干して、パリパリになる前に取り込んで渡しました。
 絵本トモのママさんと、顔を見合わせて大笑い(失礼…)
 でも、そこまで真剣に絵本の世界を楽しんでくれた事に、ひたすら感謝です。

 
 洗濯板で一枚ずつ丁寧に心を込めて洗い上げる。
 そう言えば、おばあちゃんが生きていたころ、洗濯機があるのに、なぜか洗濯板で洗っていたっけ…
 きっと、「かあちゃん」の太い腕は、愛情のたまものなのでしょうね。

 

 雲の上に帰って行くカミナリたちを、笑顔で見送りながら「かあちゃん」は云います。

 <せんたくされに また おいで。
    あめでも はれでも まかしときぃ!>
 


     

    作・絵 : さとう わきこ
    発行所 : 株式会社福音館書店
    2002年4月1日 こどものとも 発行
    2006年6月25日 こどものとも傑作集 第1刷発行
  
 
 
 
posted by kero at 07:00| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。